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世界のネットユーザー10億人が抗日戦争勝利70周年記念式典を賞賛
2015年 9月 6日14:07 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 9月3日、大勢の人々の注目を集めた中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念式典の軍事パレードが、中国の首都·北京で繰り広げられ人々の心を揺さぶった。舞台となった天安門や長安街だけでなく、億千万の人々がインターネットを通じてこの一大イベントを見守った。

 3日の午前8時から12時にかけて、世界では10億人のネットユーザーがオンラインで記念式典とパレードを視聴した。ネットに流れた関連の報道は2千万件に達し、クリック数は8億回に上り、コメント数は1億件を超えた。新浪微博の閲覧数は10億回に達し、コメント数は1千万件を超えた、「微信」(WeChat)で発信された文章は3万件で、2億5千万人を超えるネットユーザーがオンライン視聴し、生中継についてのコメントが飛び交った。

 ネットユーザーたちはそれぞれの高ぶる気持ちを共有しあった。ハンドルネーム「Frace_段葶」さんは、「今日は中国人にとって輝かしい栄誉の日であり、世界の平和を愛する人々にとって記念の日だ。国旗が揚がり、礼砲が鳴り響いた時、自分たちはその場にいないし、軍服も身につけていなかったけれど、祖国を祝福するこの心は、解放軍と一緒にみてもらえたと思う」とコメントした。

 「Mayingsun」さんはかつて参戦した老兵たちの隊列を見てコメントを書き込み、「英雄は不滅、伝統は受け継がれるもの。老兵たちの隊列が敬礼しながら通り過ぎるのを見た時、ものすごく感動した。老兵たち以上にこの苦難から輝きへと至る歴史を深く理解する人はおそらくいない」と述べた。

 習近平総書記が天安門の楼閣で談話を発表すると、「雷希穎」さんは、「習総書記の談話は中国が軍事パレードを実施した初志をわかりやすく伝えていた。9月3日の軍事パレードは、世界反ファシズム戦争を記念し、抗戦の英雄を追想し、大国の責任と心情と役割を明らかにし、中華民族の調和と友好の信念·理念を伝える荘厳なイベントだ」とコメントした。また別のユーザーは、「兵力30万人削減は、大国の自信の裏返しであり、中国の平和発展に向けた最大の誠意を示すもの」とのコメントを発信した。

 海外のネットユーザーやメディアもネットで次々に祝福や関心を述べた。ネットユーザーの多くが、「中国は第二次世界大戦の勝利と世界の平和維持のために重要な役割を演じた、今回の軍事パレードは歴史を鏡とし、未来に向かおうとする中国の賢明な動きであり、世界の経済大国であり軍事大国でもある中国は、地域の安定と世界の平和を守り、アジアのため、ひいては世界のために範を垂れた」との見方を示した。

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